新型コロナウイルスの蔓延が報じられた時に、たまたまクルーズから帰って来た人が、客船の中で足止めされてしまい、クルーズの印象が一気に悪くなってしまいましたが、1日も早い信頼回復がされる事を切にお祈りしております。
クルーズは、とても楽しくワクワクが止まらないと改めて伝えられたらと思い、乗船記を書くことにしました。
これからクルーズ体験をされる方にとって、少しでもお役に立てたら幸いです。
クルーズは、いつまでも「憧れ」の存在であって欲しいです。
Crystal Cruises(クリスタルクルーズ)
クリスタルクルーズは、世界の海を巡る2隻のオーシャンクルーズと、欧州の美しい河を巡る4隻のリバークルーズがあります。
食事は勿論のこと、ほとんどの飲み物も料金に含まれているという
オールインクルーシブとなっています。
今回のクルーズは、クリスタルクルーズ(Crystal Cruises)の中のCrystal Serenityの乗船記です。
クルーズ船データ
船籍:バハマ、全長:250m、乗客定員:980名、客室数:525室、総トン数:68,870トン、全幅:32m、乗組員数:655
ヴェネツィアから出港するクリスタルクルーズに行きました。
飛行機で成田から発って、フランクフルト経由でヴェネツィア・テッセラ空港を目指します。
ヴェネツィアの交通手段は、船がメインです。
夜中の移動は、方向が全く分かりません(最も昼間でも同じかも)。
ホテルの近くの船着場まで、船に乗って行きますが、
なんせ全くもって方向音痴も加わってどれに乗るのか分からず、
乗船場で1時間くらい船に乗るまでに掛かりました。
今回は、ヴェネツィアからのクルーズだったので、クルーズの前にヴェネツィアで2泊してから乗船しました。
以下に旅行行程を表示します。
ヴェネツィア ラベンナ アドリア海クルージング コトール コルフ島 イオニオ湖クルージング ミコノス島 イスタンブール ダーダネス海峡クルージング ピレウス(アテネ)
行先掲示板です。
英語かな…
ムラノという途中の島の乗場です。
Locanda Orseolo Hotelはネット予約して取りました。
下船場所の地図も送ってもらえましたので、迷うことは無かったです。
英語サイトですが予約はさほど難しくないです。
コロナ禍は営業停止していましたが、2021年現在は営業再開しています。
すぐ外が海です。
「船上」タクシーがこの前まで来ます。
クルーズ船内情報
クルーズ船での食事は、メインダイニングは勿論、
軽食や小腹が空いた時のカフェなど多くのレストランがあり、
お鮨もあります。
お鮨屋さんは別ですが、メインダイニング以外は、好きな物を取ってきて自由に食べれるバイキング方式です。
野菜、スープ、フルーツ等いっぱいあり過ぎて目移りしそうでしょ。
ボーンビーフだってあります。
滴る肉汁…
メインダイニングはこんな感じです。
少し薄暗くしてあります。
テーブルの上の飾り付けが、
素敵でしょ(ステーキでしょ😀)。
船内施設
風呂とシャワー
バスタブにシャワーが付いています。
トイレは様式ですが、残念ですがシャワー洗浄はありません。
バルコニー付き船室
寝るだけなら充分な広さです。
壁は鉄製ですので、マグネットを持っていくと毎日配られるスケジュールが、
貼り付け出来てチョー便利!!
バルコニーには、椅子とテーブルが備え付けてあります。
屋外プール
屋上テラス
屋上では爽やかな潮風を受けながら清々しく映画の世界のように、
ブレックファーストを召し上がれ!!
船内音楽
演奏は至る所で聴くことができます。
ステージショー
ステージショーは毎日あります。
船内新聞で確認できます。
イタリアのラベンナ
ラヴェンナ(イタリア語: Ravenna)は、イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州にある人口約15万人の基礎自治体(コムーネ)。
古代ローマ時代から中世にかけて繁栄した都市で、ラテン語ではラウェンナ(Ravenna)と呼ばれています。
西ローマ帝国や東ゴート王国が首都を置き、東ローマ帝国ラヴェンナ総督領の首府であった、
「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」はユネスコの世界遺産に登録されています。
立派な寺院やお店が沢山あります。
モンテネグロ
モンテネグロは、ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する共和制国家です。
首都はポドゴリツァ(旧憲法ではツェティニェ)。
南はアドリア海に臨み、北西をクロアチアのドゥブロヴニクとボスニア・ヘルツェゴビナ
北東をセルビアのサンジャク地方、南東をアルバニア、東部をコソボと接しています。
ここでもネコちゃんがお出迎え
映画の撮影でしょうか?
路地はとっても狭いです。
でもいい感じの石畳です。
歩き疲れて船のデッキでお昼寝です。
潮風がとても心地良いです。
これもクルーズの醍醐味のひとつです。
ギリシャ コルフ島(ケルキラ島)
海に面したコルフ・タウンには、新旧2つの要塞があります。
半島のように突き出した部分に要塞を築き、そこに堀をめぐらせて、陸地からは孤立した状態になっていて、要塞へは橋を渡って入場します。
橋を渡った所にある要塞の門
岩の要塞
この要塞が築かれたのは、15世紀のヴェネツィア共和国が支配していた時代ですが、この場所にはそれ以前にもビザンチン時代の要塞がありました。
要塞内の建物には、ビザンチン時代の美術品が展示された場所もあり、小さな博物館のようになっています。
また、敷地内には、19世紀前半のイギリス統治時代に建てられたギリシャ神殿風の教会も残っています。
旧市街の様子
犬も安心しきってお昼寝しています。
決して死んでいる訳じゃありませんからご安心を。
可愛いお土産も沢山売っています。
ギリシャ ミコノス島
ミコノス島と言えば風車を思い出しますね。
「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」とも言われるミコノス島
その中心ミコノスタウン。
街の白・空の青のコントラストはまさに思い描いていたエーゲ海の街並みのイメージ。
道は徒歩ですべて回れますが、迷路のように入り組み迷ってしまいます。
5基の風車があります。
動作はしませんが、近くで見る事ができます。
猫が案外多いです。
ペットは、皆で育てるそうです。
人懐こいです。
高台から5基の風車が見えます。
清々しい風景です。
その横にはクルーズ船が見えます。
石畳の坂道
ショップが沢山あります。
かわいいグッズが数多く目移りしそうです。
イスタンブール
その昔、XXでイスタンブールという曲が流行りました。
憧れの地です。
ブルーモスク
スルタンアフメト・モスク(Sultanahmet Camii)はトルコのイスタンブールを代表するモスクで、
世界遺産であるイスタンブール歴史地域の歴史的建造物群のひとつです。
オスマン帝国の第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造されました。
設計はメフメト・アー
『世界で最も美しいモスク』と評されます。
入るのに長蛇の列です。
ブルーモスクの内部はこんな感じです。
お祈りのスペースは別にあります。
地下神殿
ブルーモスクの近くにある、地下宮殿です。
なかなか神秘的です。
イスタンブールの歴史地区は世界遺産にも登録されています。
オススメの通称イエレバタン・サルヌジュ(地下宮殿)は、実は地下の大貯水槽。
観光定番のブルーモスクやトプカプ宮殿のすぐそばにあり、歴史もあるのに、1985年にやっと一般公開されたという、穴場の観光スポットです。
オーディオガイドの案内があります。
日本語もありました。
なぜか、柱の下に頭が…
この地下宮殿には、大理石でできた「メデューサの首」やアポロン神殿にあったという「蛇の柱」もあります。
地上に上るとトラムが走っています。
グランドバザール
イスタンブール観光で絶対に訪れたいと思われるのがグランドバザールです。
数千もの店がひしめき合い、色とりどりのさまざまな商品が所狭しと売られています。
世界で最も大きく最も古いバザールであるグランドバザールは、
今から100年前のオリエンタル風な雰囲気から少しずつ変化しているものの、現在でも活気にあふれています。
外すことのできない観光スポットですね。
思い切って値引き交渉をしてみましょう。
案外通じるかも。
モスクの夕焼け
夕暮れにもこのシルエットが似合いますね。
ピレウス(アテネ、ギリシャ)
ギリシャ観光のハイライトと言える、首都アテネに君臨するアクロポリス。
中でも市内中心部の小高い丘の上に2000年以上前に建てられ、今も威厳を持って建ち続けるパルテノン神殿はアテネの象徴と言えます。
ギリシャ神話の神々を崇めるために、当時の最高技術を用いた建築様式により建てられた数々の神殿です。
神殿は丘の上にあり歩いて行きます。
坂道でかなりの距離がありますので、覚悟して行かないといけません。
神殿の中には、神々が支える柱があります。
小高い山の上にある神殿跡からは綺麗な景色が見下ろせます。
下船
下船の前日にトランクに荷物を詰めます。
クルーズの場合、荷物を積み込んだら服は箪笥にしまいますので、ある程度の荷物があっても、部屋を移動することはありませんから、まとめて沢山の荷物を持って行っても大丈夫です。
クルーズの日数にもよりますが、ドレスコードのある船は荷物がどうしても多いですからね。
アテネで下船して飛行機で帰宅です。
雲海が美しい。
虹も見えました。
まとめ
今回は、ラグジュアリーな体験!クリスタルクルーズ(クルーズ乗船記1)を紹介させていただきました。
ラグジュアリー船だけに、素晴らしい設備と料理、スタッフの対応を受けて満足して帰って来ました。
初めてクルーズ船に乗って分かったことはクルーズ船の部屋の壁はほとんどが鉄製です。
毎日配られる、本日のスケジュール表を壁に貼っておくのに、マグネットがあるととっても便利です。
いつの日か、再度ラグジュアリー船に乗れる日を願っています。
最後までこの記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。