地図
行き方
今回の旅行はヨーロッパ周遊で、カタールのドーハを経由してウイーンに入りました。
ウイーンからプラハへは電車で、プラハからチェスキークロムロフまではレンタカーの往復です。
プラハから成田まで飛行機です。
ツアー旅行が嫌いな私は、旅行会社に個人旅行でカタール航空のビジネスクラスを依頼しました。
直行便もありますが、この航空会社はとっても良いと紹介されたのがカタール航空です。
ファーストクラスに負けないくらいの、Q Suite 最高です。
ビジネスクラス専用カウンターがあり写真のようにレッドカーペットでのお出迎えです。
中でもドーハ行きの便には、このカタール航空でしか乗ることのできない、「Q Suite」というクラスがあるとの事で詳細をカタール航空のホームページで調査して驚きでした。
写真のように、中央部2席が隣接隣していて、ダブルベッドのようです。
正面に大きなモニターがあり、寝転がりながら映画を快適に見ることが出来ます。
まるでスイートルームにいるようなビジネスクラスでした。
通路には両側から出られますので不自由はないです。
外側は、一人掛けの席となっています。
脚が伸ばせるだけじゃなくて、枕とパジャマも付いていました。
残念ながら枕はお土産に頂けませんでした。
お酒、シャンパン、ワインと飲み放題…寝放題?
寝るのがもったいないくらいです。
詳細は、カタール航空をご覧ください。
セントレア発でドーハ(カタール)経由のウイーン往きです。
ドーハでは、乗り継ぎのためビジネスクラス専用のラウンジがあり休憩出来ます。
ドーハ空港の電光掲示板
文字が読めません。
ドーハのアル・ムルジャンビジネスラウンジにもぜひお寄りください。
ホテル並みの素晴らしいラウンジです。
勿論、ドーハからもビジネスクラスですが、「Q Suite」よりは狭いものの快適でした。
ウイーンのホテルはリンクの中
ホテルはシュテファン寺院近くのトレンドホテルにしました。
旅行社の計らいで、便利な場所を選択してくれました。
ここは、ウイーンの中心地の「リンク」と呼ばれる環状道路に囲まれた中にあるホテルで、
とっても交通の弁が良いところです。
ウイーン空港からはシャトルバスでモルツイン広場まで往き、地下鉄に連絡しています。
ウイーン空港からの乗車手順
シャトルバス VIENNA AIRPORT LINE(切符は自販機で購入します)
モルツインプラッツ/シュヴェーデンプラッツ往き(30分間隔で所要時間20分)
バス下車後地下鉄乗車
Schwedenplatz U(シュヴェーデンプラッツ駅)
↓地下鉄で2分
Stephansplatz(シュテファンス駅)
徒歩3分でトレンドホテル(Trend Europa Wien)に到着
ウイーンでは、レンタルサイクルがあることを知っていましたので、事前に登録(クレジットカード)していましたが実際にレンタルサイクル(Citybike W ien)を借りようとしましたが、借りれませんでした。
レンタルサイクルは、ウイーンの至る所にレンタルステーションがあり、全て無人営業です。
人に聞くにも言語は、ドイツ語です(英語も通じるらしい)。
なんて駄洒落は通用するはずもなく、隣で借りて行く人にも聞けず、諦めるしかありませんでした。
次回はしっかり勉強していくぞ、と決めました。
シュテファン寺院はモザイクが綺麗
ウイーンのの象徴的存在であるシュテファン寺院は、近くに地下鉄のシュテファンスプラッツ駅があり交通の便がとても良いです。
ゴシック様式の大教会で正面の塔と入口は13世紀の建造のままです。
モザイクの屋根には鷲の紋章があります。
寺院の前の広場には、フィアカーと呼ばれる馬車が常駐していて、街を散歩してくれます。
ビルに反響する蹄の音が耳に気持ち良いです。
ベートーヴェン博物館
ベートーヴェン博物館は落ちついています。
ここはベートーヴェンが何度も手直しし、名曲が生まれたお庭です。
ベートーヴェン愛用のピアノ
このピアノから数々の名曲が生まれました。
オペラ座には、大きなウサギが居た
オペラ座の裏側にある巨大なうさぎは、繁栄を象徴しています。
子沢山だからですね。
パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並ぶ世界3大オペラ劇場のひとつです。
シーズンは9月から翌年6月末まで、男性は最低限ジャケットとネクタイ、女性はワンピース着用で
ドレスアップして出掛けましょう。
学友協会ホールは素敵なホール
このホールは、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団が奏でるニューイヤーコンサートでお馴染みです。
金箔で飾られていて「黄金のホール」と呼ばれている大ホールは、世界3大ホールに数えられるほどの音響設備があります。
これは、作曲家のゴットフリート・フォン・アイネム (Gottfried von Einem)のサインプレートです。
有名な人のプレートがこのホールの前に沢山埋め込まれています。
世界3大ホール雑学
コンセルトヘボウ(オランダ語: Concertgebouw)は、オランダ・アムステルダムにあるコンサートホール。
ボストンのシンフォニーホール、ウィーンのウィーン楽友協会と同様に、戦前からの姿をそのままに伝える音響の優れたシューボックス型のコンサートホールとして広く知られる。Concertgebouw の発音は正しくはコンセルトヘバウであるが、日本での表記はコンセルトヘボウが定着している。
シンフォニーホール(Symphony Hall)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンにあるコンサートホール。ボストン交響楽団とボストン・ポップス・オーケストラが本拠地としている。
ウィーン楽友協会(ドイツ語: Wiener Musikverein ヴィーナー・ムジークフェライン)は、1812年に設立された、オーストリア・ウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体(ウィーン楽友協会(ドイツ語版))およびその本部の建物。団体の正式名称はDie Gesellschaft der Musikfreunde in Wien。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い。
大ホールは、通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)などが同居している。
夜はホイリゲでビール片手に演奏を聴きながら食事をいただく
ホイリゲとは、「その年に採れたワイン(新酒)」と「新酒を供する居酒屋」という2つの意味を持つ言葉です。
ウイーン市街で、ウイーンの森と呼ばれるエリアにあり、ベートーヴェンゆかりの地にあります。
音楽の演奏があり、陽気にリクエストに応えてくれます。
食事は軽食で、自分たちで取りに行きます。
シェーンブルン宮殿は広過ぎる
シェーンブルン宮殿は、前もって日本でチケットの予約が出来るので、購入がお勧めです。
入口は長蛇の列となっており、1時間以上の待ちは当たり前です。
前もってネットで購入しておいたので、並ばずに入れました。
宮殿の中には日本語オーディオガイド付きの、「グランドツアー」がありますので、ネット予約時に一緒に依頼しておきます。
何しろ部屋数が40室もあり、通り抜けただけでは内容が全くわかりません。
ベルヴェデーレ宮殿で待っているものは
ベルヴェデーレ宮殿には日本でも有名な、一度は目にしたことのある「クリムト」の絵があります。
ベルヴェデーレとは「美しい眺め」という意味で、広大な敷地から遠くの景色を見る事もできます。
これが、クリムトの 「接吻」
豪華さと暗闇を持ち合わせています。
オーヴェル近くの平野
フィンセント・ファン・ゴッホの作品です。
ジョヴァンニ・セガンティーニ「悪しき母達」
不思議な絵です。
本作は、オペラ台本作家のルイージ・イッリカがイタリア語に翻訳した『ニルヴァーナ』という詩を、セガンティーニが絵画化したものである。
凍りついた氷原が広がっている光景が描かれている。画面前景には、古びた木が立っており、年若い女性が木に縛られている。
女性の腹部から下は薄いロープをまとっているが、乳房から上はあらわになっている。
女性は、少し膨らんだ腹部に左手を当てている。
女性の赤く長い髪の毛は、木の枝に絡みついており、両の目を閉じて頭を後方にそらし、歓喜にも苦痛にも見える表情を浮かべている。
木の枝から赤ん坊の顔が生えており、女性の乳房にむしゃぶりついている。
画面左後方には、荒涼とした山々が描かれており、その手前にも枯れ木に囚われた赤い髪の女性の姿が描かれている。
女性からは、へその緒のようにも枝のようにも見えるものが伸びており、その先には、赤ん坊の顔が地面の氷を破って地上に出てこようとしている様子が描かれている。
その女性の背後には、同じように赤い髪を生やした女性が、何人も並んでいる。
女性たちは、生まれてくる子どもを堕ろした母親であり、当時、堕胎罪を犯した者には、死刑が処せられた。
待っていたのは「スフィンクス」
ベルヴェデーレ宮殿への目的は、Profileにも入れている、「スフィンクス」を撮影することにありました。
女性の顔をしてるのに、胴体は獅子なのです。
とっても可愛いですが、かなりの大きさです。
2m以上あるかな。
お座りもあります。
写真は、格安でお譲りしますので希望者は連絡してください。
写真を撮るのに夢中で、玄関前は既にご覧のとおりの長蛇の列でした。
ここのチケットもネット購入するべきでした。
と嘆いても後の祭ですね。
続きは、第2部プラハ編(編集中)をどうぞお楽しみにしてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。